05.05.13:15
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03.07.20:25
ジャズ喫茶
ジャズっていう言葉は
難しいとか、古いイメージがあるみたいです。
音楽に目覚めた頃の僕は
そう思ってました。
タバコの煙が漂うキャバレー・・・・・ってイメージが
昔の映画音楽ってジャズしてましたよね
吉本新喜劇 なんば劇場の(今はNGKってお洒落な名前に・・)近くに
っと言うより、ベーシスト 小林くんの家の近くに
その店はありました。
真っ黒なドアを(これがまた、重たかったな~)開けると
地下に続く階段がありました。
そして、またもう一枚の木製のお洒落なドアを開けると
小さなライブハウスみたいに
椅子が同じ方向に並べられて
会社帰りのサラリーマンや
予備校に通ってる感じの若者
そして、今風に言うと秋葉系の能書きたれたら
止まりそうに無いジャズオタクっぽい人・・・・・・
けっして、若い女の子は間違っても入ってきそうも無い店でした。
『いらっしゃい』っと、小声で店員がメニューを持って注文をとりに
『レイコ』(玲子さんを指名したんじゃなくて、アイス珈琲のことです・・笑)
『すこし、静かにしてください』っと店員が
(こいつ、ジャズ喫茶に初めて来た田舎者やな~)っと薄笑いをしながら言いました。
でも、なぜかお客はステージらしき方向に向かって座り
っと言っても、ライブはしてへんのに・・・・
スイングジャーナルを読みながら
ほんの少し、レコードの演奏に合わせて体を揺らせてました。
なんか、異様な雰囲気やったけど
妙に、くせになりそうな~不思議な空間でした。
そのときに流れてたBGMは・・・・・
たぶん、コルトレーンやったと思います。
田舎者の僕には衝撃的な
ジャズ喫茶初体験でした。
追伸
やはり、ジャズ喫茶はレコードですよね
今流れてる音楽は・・・・・このレコードですよってのが
ジャズ素人の僕には助かりました。(ジャケットを譜面台に載せてました)
『これ、だれの演奏ですか?』
なんて・・・・・あの雰囲気では質問できませんから(笑)
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僕が洗礼を受けたのは、中二か中三くらいでした
週末には生演奏もあり、ロックしか知らなかった僕には
目からウロコでした
マスターに、リトナーのアルバムをリクエストしたら
常連の生バンドのウッドベースの兄ちゃんが
「なんや、ロックか」とボソッと侮蔑的に聞こえよがしにつぶやいたのを
今も覚えています(笑)
でも、僕の路線はあの時に決まっていたのでしょう
スイングの人達からはロックと呼ばれ
ロックの人達からはジャズと呼ばれ
どっちつかずなのかも知れないけど
それが僕にとってはもっとも心地よいギター音楽でした
今までも、そしてこれからも
citronさんは早熟ですね~
僕は21~21歳のときに
初めてジャズ喫茶へ行きました。
ベックの『BLOW BY BLOW』が
流れてた時もありました。
あれ~これもジャズなんや
っと思いました。
香津美さんのトチカを初めて聴いたときは
『歪ましても良いんや~』っと
嬉しくなりました。
マイク・スターンも仰ってます。
『ロックもジャズも同じくらい好きなんだ』
『だから、ロックとジャズを組み合わせたいと考えたわけだ』と。。。。。。。
どっちつかずでも
心地よければOKですよね
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