03.30.00:19
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01.19.19:36
マイケル・ブレッカー
1980年代はフュージョン全盛期でした。
どのアルバムを聴いても歪んだギター、チョッパーベース、キメキメのドラム、ローズピアノ&DXなどのシンセサイザー、そしてサックスがブローしてました。
でも、ブームはいつか終わりが来るんです。
誰も終わりが来ることを忘れてるけど・・・・・
そんな歪んだギターが持て囃されてるフュージョンブームの中で
時代を逆行する・・・いや・・・・先取りしたミュージシャンが現れたんです。
そう、パット・メセニーなんですよね~
当時殆どのギタリストはソリッドのギターでしたが
メセニーはフルアコで空間系のエフェクターをかけて
爽やかなギターを弾いてました。
そんなメセニーがアルバムとしては初めてジャズに挑戦した『80/81』
そのときマイケル・ブレッカーと初共演しました。
ゴリゴリのフュージョンをやってたマイケルも
あのアルバムに参加してジャズに本格的に取り組むきっかけになった記憶があります(間違ってたらごめんなさい)
そして、パット・メセニー、チャーリー・ヘイデン、ケニー・カークランド、ジャッケ・デジョネットという最高のメンバーをバックに、勇躍と吹き込んだマイケルのリーダー・アルバム。『Michael Blecker 』
このアルバムからマイケル・ブレッカーは、圧倒的な人気、実力で
テナー・サックス・プレイヤーの第一人者になって行きました。
でも、評論家の中では邪道扱いする人もいましたが素晴らしいアルバムを
発表するたびに
評論家もジャズジャイアンツ扱いをし始めましたね(評論家は結局は無責任ってことでしょうか・・・)
『Michael Blecker 』素晴らしいアルバムです。
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